14.2. OProfile の使用
OProfile で配布されるツールのいずれかを実行するには、以下を実行します。
# scl enable devtoolset-12 'tool option...'
OProfile で配布されるツールのリストは、表14.1「Red Hat Developer Toolset の OProfile と配布されるツール」 を参照してください。たとえば、ophelp
コマンドを使用して、XML 形式で利用可能なイベントをリスト表示します。
$ scl enable devtoolset-12 'ophelp -X'
この scl
ユーティリティーを使用してコマンドを実行すると、これを Red Hat Enterprise Linux システムに優先して使用する Red Hat Developer Toolset バイナリーで実行することができることに注意してください。これにより、Red Hat Developer Toolset OProfile でシェルセッションをデフォルトとして実行できます。
$ scl enable devtoolset-12 'bash'
.30 任意の時点で使用している OProfile のバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
$ which operf
Red Hat Developer Toolset の operf
実行可能なパスは、/opt
で始まります。以下のコマンドを使用して、バージョン番号が Red Hat Developer Toolset OProfile と一致することを確認することができます。
# operf --version