7.4. Web コンソールを使用したカスタムスキーマの作成


スキーマを拡張することにより、カスタム属性とオブジェクトクラスを Directory Server に追加できます。以下のように、スキーマを拡張できます。

7.4.1. Web コンソールを使用した属性およびオブジェクトクラスのカスタムスキーマの作成

この手順では、Web コンソールを使用して次のカスタムスキーマを作成する方法を示します。

  • OID 2.16.840.1.1133730.2.1.123 および構文 Directory String (OID 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.15) を持つ dateOfBirth という名前の単一値属性
  • 親オブジェクトクラス (SUP top) のない exampleperson という名前のオブジェクトクラス、dateOfBirth 属性が含まれている必要がある OID 2.16.840.1.1133730.2.1.99

Web コンソールを使用してスキーマを更新する場合、Directory Server はスキーマを自動的に再ロードします。

前提条件

  • Web コンソールでインスタンスにログインしている。

手順

  1. Schema Attributes に移動し、Add Attribute をクリックします。
  2. 追加する属性の設定を入力します。

  3. Save をクリックします。
  4. Schema Objectclasses に移動し、Add ObjectClass をクリックします。
  5. 追加するオブジェクトクラスの設定を入力します。

  6. Save をクリックします。

検証

  • Monitoring Logging Errors Log に移動します。

    • ビルドが成功すると、Directory Server は次のログを記録します。

      [23/Sep/2021:13:47:33.334241406 +0200] - INFO - schemareload - schemareload_thread - Schema reload task starts (schema dir: default) ...
      [23/Sep/2021:13:47:33.415692558 +0200] - INFO - schemareload - schemareload_thread - Schema validation passed.
      [23/Sep/2021:13:47:33.454768148 +0200] - INFO - schemareload - schemareload_thread - Schema reload task finished.
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
    • ビルドが失敗した場合、Directory Server は失敗した手順とその理由をログに記録します。
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