9.6. ローカルディスクを監視して、ディスク容量が少ないときに Directory Server をシャットダウンする
システムで利用可能なディスク領域が小さすぎると、Directory Server プロセスが終了します。結果として、データベースが破損したり、データが失われたりするリスクがあります。この問題を回避するには、Directory Server を設定して、設定、トランザクションログ、およびデータベースディレクトリーを含むファイルシステムの空きディスク領域をモニターします。空き容量が設定されたしきい値に達すると、Directory Server はインスタンスをシャットダウンします。
9.6.1. 空きディスク容量に応じた Directory Server の動作 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
監視を設定するときの Directory Server の動作は、残りの空き領域の量によって異なります。
空きディスク領域が定義されたしきい値に達すると、Directory Server は以下を行います。
- 詳細ログを無効にします。
- アクセスログを無効にします。
- アーカイブされたログファイルを削除します。
注記Directory Server は、しきい値に達した場合でもエラーログの書き込みを続行します。
- 空きディスク領域が設定されたしきい値の半分未満の場合、Directory Server は定義された猶予期間内にシャットダウンします。
- 利用可能なディスク領域が 4 KB 未満の場合は、Directory Server はすぐにシャットダウンします。
ディスク領域が解放されると、Directory Server はシャットダウンプロセスを中止し、以前に無効にしたすべてのログ設定を再度有効にします。
9.6.2. コマンドラインを使用したローカルディスク監視の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Directory Server は、設定、トランザクションログ、およびデータベースディレクトリーを含むファイルシステムの空きディスク容量をモニターできます。残りの空き容量に応じて、Directory Server は特定のログ機能を無効にするかシャットダウンします。
手順
ディスクの監視機能を有効にし、しきい値および猶予期間を設定します。
# dsconf <instance_name> config replace nsslapd-disk-monitoring=on nsslapd-disk-monitoring-threshold=3221225472 nsslapd-disk-monitoring-grace-period=60このコマンドは、空きディスク領域のしきい値を 3 GB (3,221,225,472 バイト) に設定し、猶予期間を 60 秒に設定します。
オプション: アクセスロギングを無効にしたり、アーカイブログを削除したりしないように Directory Server を設定します。
# dsconf <instance_name> config replace nsslapd-disk-monitoring-logging-critical=onインスタンスを再起動します。
# dsctl <instance_name> restart
9.6.3. Web コンソールを使用したローカルディスク監視の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Directory Server は、設定、トランザクションログ、およびデータベースディレクトリーを含むファイルシステムの空きディスク容量をモニターできます。残りの空き容量に応じて、Directory Server は特定のログ機能を無効にするかシャットダウンします。
前提条件
- Web コンソールでインスタンスにログインしている。
手順
-
に移動します。 Enable Disk Space Monitoring を選択します。しきい値をバイト単位で、猶予期間を分単位で設定します。
この例では、モニタリングしきい値を 3 GB (3,221,225,472 バイト) に設定し、しきい値に達してから Directory Server がインスタンスをシャットダウンするまでの時間を 60 分に設定します。
- オプション: Preserve Logs Even If Disk Space Gets Low を選択します
- をクリックします。
- 右上隅の をクリックし、Restart Instance を選択します。