1.3. 1 つの RAID デバイスを使用したアクティブ/アクティブのマルチパス設定
アクティブ/アクティブ構成では、RAID デバイスへの複数のパスで同時に I/O 操作を行うことが可能です。これにより、フェイルオーバー機能を維持しながら、ワークロードを分散してパフォーマンスを向上させることができます。
この設定では、サーバー上に HBA、2 つの SAN スイッチ、および 2 つの RAID コントローラーがあります。以下の図は、サーバーからストレージデバイスへの 2 つの I/O パスを使用した設定を説明します。ここで、I/O は、これら 2 つのパスに分散できます。
図1.3 1 つの RAID デバイスを使用したアクティブ/アクティブのマルチパス設定