4.6. build-id バイナリーの一意の ID
Red Hat Enterprise Linux Server 6 およびそれ以降でビルドされた実行可能ファイルや共有ライブラリーにはそれぞれ、160 ビットの SHA-1 文字列である一意の ID が割り当てられます。これは、バイナリーの選択部分のチェックサムとして生成されたものです。これにより、同一ホスト上の同一プログラムの 2 つのビルドが常に一貫性のある build-id とバイナリーコンテンツを作成できるようになります。
以下のコマンドで、バイナリーの build-id を表示します。
バイナリーの一意の ID は、「コアファイル解析用の Debuginfo パッケージのインストール」 にあるように、コアファイルの分析などの場合に便利です。