2.2.6. 変更のコミット
他の人と変更の共有や Subversion リポジトリーへの変更のコミットを行うには、作業コピーのあるディレクトリーに移動して、以下のコマンドを実行します。
svn
commit
[-m
"commit message"]
コマンドラインにコミットメッセージを指定しない限り、Subversion により、ログの記述用に外部テキストエディターが開きます。どのエディターを起動するか決定する方法については「Subversion のインストールおよび設定」を参照してください。
例2.20 Subversion リポジトリーへの変更のコミット
Subversion リポジトリーの作業コピーが含まれるディレクトリーに以下のコンテンツが含まれていると仮定します。
project]$ ls
AUTHORS ChangeLog COPYING doc INSTALL Makefile README src
作業コピーでは、
ChangeLog
は Subversion リポジトリーへの追加がスケジューリングされており、Makefile
はすでにリビジョン管理がされ、ローカルの変更が含まれます。リビジョンが管理されている TODO
ファイルは削除するようにスケジューリングされており、作業コピーには存在しません。さらに、LICENSE
ファイルの名前は COPYING
に変更されました。Subversion リポジトリーにこれらの変更をコミットするには、以下を入力します。
project]$ svn commit -m "Updated the makefile."
Adding COPYING
Adding ChangeLog
Deleting LICENSE
Sending Makefile
Deleting TODO
Transmitting file data ..
Committed revision 2.