20.5. バグ修正
オンボードデバイスからメモリーを読み取ろうとするために kdump
がハングしなくなりました
IBM Power Systems ハードウェアのリトルエンディアンバリアントでは、カーネルが GPU などのオンボードデバイスからメモリーを読み取り、それを
vmcore
の一部として含めようとしたため、kdump
メカニズムが応答しなくなりました。この更新により、kdump
中にメモリーを読み取ろうとするときにオンボードデバイスをスキップするように kexec-tools
が修正されました。その結果、kdump
が正しく動作するようになり、vmcore
がディスクに保存され、オペレーティングシステムが期待どおりに再起動されます。(BZ#1478049)