第30章 カーネル
libcgroup は、
100 文字を超える cgroup サブシステムパラメーターの値を切り捨てなくなりました
以前は、cgroup サブシステムパラメーターの値の内部表現の長さは最大 100 文字に制限されていました。その結果、
libcgroup
ライブラリーは、カーネル内の一致する cgroup サブシステムパラメーターを表すファイルに値を書き込む前に、100 文字を超える値を切り捨てました。今回の更新により、libcgroup
の cgroup サブシステムパラメーターの値の最大長が 4096 文字に拡張されました。その結果、libcgroup は
、任意の長さの cgroup サブシステムパラメーターの値を正しく処理できるようになりました。(BZ#1549175)
mlx5
デバイスにはファームウェアの問題がなくなりました
以前は、
mlx5
デバイスにファームウェアの問題が含まれており、システムの再起動後に特定の状況で mlx5
デバイスのリンクがドロップする原因となっていました。その結果、dmesg
コマンドの出力に次のようなメッセージが表示されました。
mlx5_core 0000:af:00.0: Port module event[error]: module 0, Cable error, Bus stuck(I2C or data shorted)
この問題は、このデバイスの最新のファームウェアで修正されています。
mlx5
デバイスの最新ファームウェアを入手してインストールする方法については、ハードウェアベンダーにお問い合わせください。(BZ#1636930)