第49章 システムおよびサブスクリプション管理


YUM 4 がテクノロジープレビューとして利用可能に

YUM パッケージマネージャーの次世代である YUM バージョン 4 が、Red Hat Enterprise Linux 7 の Extras チャンネル でテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。
YUM 4DNF 技術をベースにしており、RHEL 7 で使用される標準の YUM 3 で以下のような利点を提供します。
  • パフォーマンスの向上
  • モジューラーコンテンツへの対応
  • ツーリングと統合するために適切に設計され、安定した API
YUM 4 をインストールするには、yum install nextgen-yum4 コマンドを実行します。
subscription-manager プラグインが含まれる dnf-plugin-subscription-manager パッケージがインストールされていることを確認します。このプラグインは、Red Hat カスタマーポータルまたは Red Hat Satellite 6 が提供する保護されているリポジトリーへのアクセス時、または /etc/yum.repos.d/redhat.repo ファイルの自動更新時に必要です。
パッケージを管理するには、yum4 コマンドをおよび特定のオプションを、yum と同じように使用します。
新しい YUM 4 ツールと YUM 3 の違いの詳細については、http://dnf.readthedocs.io/en/latest/cli_vs_yum.html を参照してください。(BZ#1461652、BZ#1558411)
Extras チャンネルを有効にする方法は、ナレッジベースアーティクル 新しい Extras チャンネルまたはリポジトリーをサブスクライブする を参照してください。
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