3.7. Satellite CV をコンテンツソースとして設定および使用する


RHEL Image Builder を使用してイメージをビルドするためのリポジトリーとして、Satellite のコンテンツビュー (CV) を使用できます。そのためには、Satellite に登録されているホストで、Red Hat Content Delivery Network (CDN) の公式リポジトリーではなく、Satellite リポジトリーから取得できるようにリポジトリー参照を手動で設定します。

前提条件

  • RHEL Image Builder がインストールされている。RHEL Image Builder のインストール を参照してください。
  • Satellite 6 に登録されたホストで RHEL Image Builder を使用している。「Red Hat Image Builder イメージを使用したプロビジョニング」を参照してください。

手順

  1. 現在設定されているリポジトリーからリポジトリー URL を見つけます。

    $ sudo yum -v repolist "-baseos-rpms" | grep -i repo-baseurl
      Repo-baseurl :
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    次の出力は例です。

    https://satellite6.example.com/pulp/content/YourOrg/YourEnv/YourCV/content/dist/rhel8/8/x86_64/baseos/os
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  2. ハードコードされたリポジトリーを Satellite Server に変更します。

    1. 0755 権限を持つリポジトリーディレクトリーを作成します。

      $ sudo mkdir -pvm 0755 /etc/osbuild-composer/repositories
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    2. /usr/share/osbuild-composer/repositories/*.json の内容を、作成したディレクトリーにコピーします。

      $ sudo cp /usr/share/osbuild-composer/repositories/*.json /etc/osbuild-composer/repositories/
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    3. /content/dist/* 行を通じて Satellite URL とファイルの内容を更新します。

      $ sudo sed -i -e 's|cdn.redhat.com|satellite6.example.com/pulp/content/YourOrg/YourEnv/YourCV|' /etc/osbuild-composer/repositories/*.json
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    4. 設定が正しく置き換えられたことを確認します。

      $ sudo vi /etc/osbuild-composer/repositories/rhel-8.json
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  3. サービスを再起動します。

    $ sudo systemctl restart osbuild-worker@1.service osbuild-composer.service
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  4. Red Hat Image Builder 設定で必要なシステムリポジトリーをオーバーライドし、Satellite リポジトリーの URL をベース URL として使用します。システムリポジトリーのオーバーライド を参照してください。
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