14.7. sssctl コマンドを使用した SSSD の詳細なロギングの有効化
デフォルトでは、RHEL 8.4 以降の SSSD サービスは、重大な失敗 (デバッグレベル 2) のみをログに記録しますが、認証問題のトラブルシューティングに必要な詳細レベルではログに記録されません。
sssctl debug-level <integer>
コマンドを使用して、コマンドラインで SSSD サービスのデバッグレベルを変更できます。ここで、<integer>
の値は 0 から 9 の数字になります。デバッグレベルは最大 3 つのログで、最大 3 つのログで、レベル 8 以上では、多くの詳細なログメッセージを提供します。レベル 6 は、認証の問題のデバッグに役立ちます。
前提条件
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sssctl
コマンドを実行するには、root パスワードが必要です。
手順
sssctl debug-level コマンドを使用して、希望の詳細度に対して選択したデバッグレベルを設定します。
[root@server ~]# sssctl debug-level 6
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