14.3. 再配置されたパッケージ
すべての依存関係を持つ AppStream リポジトリーで ansible-freeipa
が利用できるようになる
RHEL 8.5 以前では、ansible-freeipa
パッケージをインストールする前に、まず Ansible リポジトリーを有効にして ansible
パッケージをインストールする必要がありました。RHEL 9 では、準備手順なしで ansible-freeipa
をインストールできます。ansible-freeipa
をインストールすると、ansible-core
が依存関係として自動的にインストールされます。両方のパッケージが rhel-9-for-x86_64-appstream-rpms
リポジトリーで利用できます。
RHEL 9 の ansible-freeipa
には、RHEL 8.5 以前で含まれていたモジュールがすべて含まれています。
クラスター化された Samba パッケージが、Resilient Storage および Gluster Samba リポジトリーから利用できるようになりました。
ctdb
クラスター化した Samba パッケージが、Resilient Storage リポジトリーおよび Gluster Samba リポジトリーから利用できるようになりました。RHEL 8 以前では、クラスター化した Samba パッケージは、BaseOS リポジトリーから入手できました。