第26章 Web コンソール
以下の章では、Web コンソールに関する RHEL 8 と RHEL 9 の間の最も重要な変更点を説明します。
26.1. RHEL Web コンソールへの変更
RHEL 9.2 以降の新規インストールでは、リモート root ログインが無効化されています。
セキュリティー上の理由により、RHEL 9.2 以降の新規インストールでは、root ユーザーとしてリモートマシンから Web コンソールに接続できません。
リモート root ログインを有効にするには、以下を実行します。
-
root ユーザーとして、テキストエディターで
/etc/cockpit/disallowed-users
ファイルを開きます。 -
ファイルから
root
ユーザー行を削除します。 - 変更を保存します。