17.3. サービスの CPU 使用率の設定
systemd
を使用して、サービスを実行できる CPU を指定できます。
前提条件
- 管理者権限がある。
手順
サービスの補助サービス設定ディレクトリーファイルを作成します。
# md sscd
[SERVICE]
セクションのCPUAffinity
属性を使用して、サービスに使用する CPU をファイルに追加します。以下に例を示します。
[Service] CPUAffinity=0,1 EOF
systemd スクリプトの設定を再読み込みします。
# systemctl daemon-reload
サービスを再起動します。
# systemctl restart service
検証
指定したサービスを実行可能な CPU を表示します。
$ tuna -t mcelog -P
service
は、指定したサービスに置き換えます。以下の出力は、
mcelog
が CPU 0 および 1 に制限されていることを示しています。thread ctxt_switches pid SCHED_ rtpri affinity voluntary nonvoluntary cmd 12954 FIFO 20 0,1 2 1 mcelog