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63.3. メッセージのバインディング

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SOAP

表63.6「インバウンド SOAP インターセプター」 は、SOAP バインディングの使用時にエンドポイントのインバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.6 インバウンド SOAP インターセプター
クラスフェーズ説明

CheckFaultInterceptor

POST_PROTOCOL

メッセージが障害メッセージかどうかを確認します。メッセージが障害メッセージである場合には、通常の処理は中止され、障害処理が開始されます。

MustUnderstandInterceptor

PRE_PROTOCOL

解釈する必要のあるヘッダーを処理します。

RPCInInterceptor

UNMARSHAL

rpc/literal メッセージをアンマーシャリングします。メッセージがベアである場合、メッセージは BareInInterceptor オブジェクトに渡され、メッセージ部分をデシリアライズします。

ReadsHeadersInterceptor

READ

SOAP ヘッダーを解析し、メッセージオブジェクトに保存します。

SoapActionInInterceptor

READ

SOAP アクションヘッダーを解析し、対象アクションの一意の操作を検索しようとします。

SoapHeaderInterceptor

UNMARSHAL

操作パラメーターにマッピングする SOAP ヘッダーを適切なオブジェクトにバインドします。

AttachmentInInterceptor

RECEIVE

mime 境界の mime ヘッダーを解析し、ルート 部分を検索し、入力ストリームをこれにリセットして、他の部分を Attachment オブジェクトのコレクションに保存します。

DocLiteralInInterceptor

UNMARSHAL

SOAP ボディーの最初の要素を調べ、適切な操作を決定し、データバインディングを呼び出してデータを読み取ります。

StaxInInterceptor

POST_STREAM

メッセージから XMLStreamReader オブジェクトを作成します。

URIMappingInterceptor

UNMARSHAL

HTTP GET メソッドの処理を行います。

SwAInInterceptor

PRE_INVOKE

バイナリーの SOAP 添付ファイルに必要な MIME ハンドラーを作成し、そのデータをパラメーターリストに追加します。

表63.7「アウトバウンド SOAP インターセプター」 は、SOAP バインディングの使用時にエンドポイントのアウトバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.7 アウトバウンド SOAP インターセプター
クラスフェーズ説明

RPCOutInterceptor

MARSHAL

rpc スタイルのメッセージを送信用にマーシャルします。

SoapHeaderOutFilterInterceptor

PRE_LOGICAL

インバウンドのみとしてマークされている SOAP ヘッダーをすべて削除します。

SoapPreProtocolOutInterceptor

POST_LOGICAL

SOAP バージョンと SOAP アクションヘッダーを設定します。

AttachmentOutInterceptor

PRE_STREAM

メッセージに含まれる可能性のある添付ファイルの処理に必要な添付マーシャラーと、mime stuff を設定します。

BareOutInterceptor

MARSHAL

メッセージの部分を書き込みます。

StaxOutInterceptor

PRE_STREAM

メッセージから XMLStreamWriter オブジェクトを作成します。

WrappedOutInterceptor

MARSHAL

アウトバウンドメッセージパラメーターをラップします。

SoapOutInterceptor

WRITE

メッセージのヘッダーブロックの soap:envelope 要素を書き込みます。また、残りのインターセプターの入力のために空の soap:body 要素も書き込みます。

SwAOutInterceptor

PRE_LOGICAL

SOAP 添付ファイルとしてパッケージ化されるバイナリーデータを削除し、後で処理できるように保存します。

XML

表63.8「インバウンド XML インターセプター」 は、XML バインディングの使用時にエンドポイントのインバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.8 インバウンド XML インターセプター
クラスフェーズ説明

AttachmentInInterceptor

RECEIVE

mime 境界の mime ヘッダーを解析し、ルート 部分を検索し、入力ストリームをこれにリセットして、他の部分を Attachment オブジェクトのコレクションに保存します。

DocLiteralInInterceptor

UNMARSHAL

メッセージボディーの最初の要素を調べ、適切な操作を決定してから、データバインディングを呼び出してデータを読み取ります。

StaxInInterceptor

POST_STREAM

メッセージから XMLStreamReader オブジェクトを作成します。

URIMappingInterceptor

UNMARSHAL

HTTP GET メソッドの処理を行います。

XMLMessageInInterceptor

UNMARSHAL

XML メッセージをアンマーシャリングします。

表63.9「アウトバウンド XML インターセプター」 は、XML バインディングの使用時にエンドポイントのアウトバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.9 アウトバウンド XML インターセプター
クラスフェーズ説明

StaxOutInterceptor

PRE_STREAM

メッセージから XMLStreamWriter オブジェクトを作成します。

WrappedOutInterceptor

MARSHAL

アウトバウンドメッセージパラメーターをラップします。

XMLMessageOutInterceptor

MARSHAL

送信用にメッセージをマーシャリングします。

CORBA

表63.10「インバウンド CORBA インターセプター」 は、COBRA バインディングの使用時にエンドポイントのインバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.10 インバウンド CORBA インターセプター
クラスフェーズ説明

CorbaStreamInInterceptor

PRE_STREAM

CORBA メッセージをデシリアライズします。

BareInInterceptor

UNMARSHAL

メッセージの部分をデシリアライズします。

表63.11「アウトバウンド CORBA インターセプター」 は、COBRA バインディングの使用時にエンドポイントのアウトバウンドメッセージチェーンに追加されたインターセプターを一覧表示します。

表63.11 アウトバウンド CORBA インターセプター
クラスフェーズ説明

CorbaStreamOutInterceptor

PRE_STREAM

メッセージをシリアライズします。

BareOutInterceptor

MARSHAL

メッセージの部分を書き込みます。

CorbaStreamOutEndingInterceptor

USER_STREAM

メッセージのストリーム可能なオブジェクトを作成し、メッセージコンテキストに保存します。

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