12.3.3. WSDL の使用
Namespace
HTTP プロバイダーエンドポイントの設定に使用される WSDL 要素は、名前空間 http://cxf.apache.org/transports/http/configuration で定義されています。通常、接頭辞 http-conf
を使用して参照されます。HTTP 設定要素を使用するには、例12.12「HTTP プロバイダーの WSDL 要素の名前空間」 にある行をエンドポイントの WSDL ドキュメントの definitions
要素に追加する必要があります。
例12.12 HTTP プロバイダーの WSDL 要素の名前空間
<definitions ... xmlns:http-conf="http://cxf.apache.org/transports/http/configuration"
Undertow ランタイムまたは Netty ランタイム
http-conf
namespace の要素を使用して、Undertow ランタイムまたは Netty ランタイムを設定できます。
サーバー要素
http-conf:server
要素は、WSDL ドキュメントで HTTP サービスプロバイダーのコネクションプロパティーを指定するために使用されます。http-conf:server
要素は WSDL port
要素の子です。設定ファイルで使用される server
要素と同じ属性があります。属性については、表12.5「HTTP サービスプロバイダー設定属性」 で説明されています。
例
例12.13「HTTP サービスプロバイダーエンドポイントを設定する WSDL」 は、キャッシュと対話しないことを指定する HTTP サービスプロバイダーエンドポイントを設定する WSDL フラグメントを示しています。
例12.13 HTTP サービスプロバイダーエンドポイントを設定する WSDL
<service ... > <port ... > <soap:address ... /> <http-conf:server CacheControl="no-cache" /> </port> </service>