12.3.4. サービスプロバイダーキャッシュ制御ディレクティブ
表12.6「http-conf:server
キャッシュ制御ディレクティブ」 HTTP サービスプロバイダーがサポートするキャッシュ制御ディレクティブを一覧表示します。
ディレクティブ | 動作 |
---|---|
no-cache | キャッシュは、サーバーで最初にその応答を再検証しない限り、特定の応答を使用して後続の要求を満たすことはできません。この値で特定の応答ヘッダーフィールドが指定されていると、制限は応答内のそれらのヘッダーフィールドにのみ適用されます。応答ヘッダーフィールドが指定されていないと、制限は応答全体に適用されます。 |
public | すべてのキャッシュは応答を保存できます。 |
プライベート | パブリック (共有) キャッシュは、応答が 1 人のユーザーを対象としているため、応答を保存できません。この値で特定の応答ヘッダーフィールドが指定されていると、制限は応答内のそれらのヘッダーフィールドにのみ適用されます。応答ヘッダーフィールドが指定されていないと、制限は応答全体に適用されます。 |
no-store | キャッシュは、応答の一部またはそれを呼び出した要求の一部を格納してはなりません。 |
no-transform | キャッシュは、サーバーとクライアント間の応答でコンテンツのメディアタイプまたは場所を変更してはなりません。 |
must-revalidate | キャッシュは、応答に関連する期限切れのエントリーを再検証してから、そのエントリーを後続の応答で使用できるようにする必要があります。 |
proxy-revalidate | must-revalidate と同じですが、共有キャッシュにのみ適用でき、プライベート非共有キャッシュでは無視される点が異なります。このディレクティブを使用する場合は、パブリックキャッシュディレクティブも使用する必要があります。 |
max-age | クライアントは、指定された秒数を超えない経過時間の応答を受け入れることができます。 |
s-max-age | max-age と同じですが、共有キャッシュにのみ適用でき、プライベート非共有キャッシュによって無視される点が異なります。s-max-age で指定された年齢は、max-age で指定された年齢を上書きします。このディレクティブを使用する場合は、proxy-revalidate ディレクティブも使用する必要があります。 |
cache-extension | 他のキャッシュディレクティブへの追加の拡張機能を指定します。拡張機能は、情報提供または動作のいずれかになります。拡張ディレクティブは標準ディレクティブのコンテキストで指定されるため、拡張ディレクティブを理解していないアプリケーションは、標準ディレクティブで義務付けられている動作に準拠できます。 |