43.2. 論理ハンドラーの実装
概要
論理ハンドラーは、javax.xml.ws.handler.LogicalHandler インターフェイスを実装します。例43.1「論理ハンドラーの概要」に示した LogicalHandler インターフェイスは、LogicalMessageContext
オブジェクトを handleMessage()
メソッドと handleFault()
メソッドに渡します。.コンテキストオブジェクトは、メッセージの 本文 およびメッセージ交換のコンテキストに設定されたプロパティーへのアクセスを提供します。
例43.1 論理ハンドラーの概要
public interface LogicalHandler extends Handler { boolean handleMessage(LogicalMessageContext context); boolean handleFault(LogicalMessageContext context); void close(LogicalMessageContext context); }
手順
論理ハンダーを実装するには、次のようにします。
- ハンドラーに必要な 「ハンドラーの初期化」 ロジックの実装。
- 「論理ハンドラーでのメッセージの処理」 ロジックの実装。
- 「障害メッセージの処理」 ロジックの実装。
- 終了時に 「ハンドラーを閉じる」 ハンドラーのロジックを実装する。
- 「ハンドラーのリリース」 ハンドラーのリソースのロジックを破棄される前に実装する。