4.3.6.2. ホットスキーマの更新


ホットスキーマの更新では、アプリケーションとデータ処理のダウンタイムは必要ありません。この手順自体は、コールドスキーマ更新の場合よりもはるかに簡単です。

  1. ソーステーブルスキーマにすべての変更を適用します。
  2. パラメーター @capture_instanceの一意の値で sys.sp_cdc_enable_table の手順を使用して、更新ソーステーブルの新しいキャプチャーテーブルを作成します。
  3. Debezium が新しいキャプチャーテーブルからストリーミングを開始する場合、パラメーター @capture_instance を古いキャプチャーインスタンス名に設定した sys.sp_cdc_disable_table ストアドプロシージャーを使用すると、古いキャプチャーテーブルからストリーミングを削除できます。

ホットスキーマの更新には、欠点が 1 つあります。データベーススキーマの更新と新しいキャプチャーインスタンスの作成の間には、期間があります。この期間中に到達するすべての変更は、古い構造を持つ古いインスタンスによってキャプチャーされます。たとえば、これは、新たに追加された列に、この時間内に生成された変更イベントには、その新しい列のフィールドがまだ含まれないことを意味します。アプリケーションがこのような移行期間を許容しない場合は、コールドスキーマの更新に従うことを推奨します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.