3.5.2. コネクタープロパティー
以下の設定プロパティーは、デフォルト値がない場合は必須です。
プロパティー | デフォルト | 説明 |
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| コネクターの一意名。同じ名前で再登録を試みると失敗します。(このプロパティーはすべての Kafka Connect コネクターに必要です) | |
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コネクターの Java クラスの名前。MongoDB コネクターには、常に | |
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レプリカセットでの MongoDB サーバーのホスト名とポートのペア ('host' または 'host:port' 形式) のコンマ区切りリスト。リストには、ホスト名とポートのペアを 1 つ含めることができます。 | |
| このコネクターが監視するコネクターや MongoDB レプリカセット、またはシャードクラスターを識別する一意の名前。このサーバー名は、MongoDB レプリカセットまたはクラスターから生成される永続化されたすべての Kafka トピックの接頭辞になるため、各サーバーは最大 1 つの Debezium コネクターによって監視される必要があります。英数字とアンダースコアのみを使用する必要があります。 | |
| MongoDB への接続時に使用されるデータベースユーザーの名前。これは MongoDB が認証を使用するように設定されている場合にのみ必要です。 | |
| MongoDB への接続時に使用されるパスワード。これは MongoDB が認証を使用するように設定されている場合にのみ必要です。 | |
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| コネクターは SSL を使用して MongoDB インスタンスに接続します。 |
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SSL が有効な場合、接続フェーズ中に厳密なホスト名のチェックを無効にするかどうかを制御する設定です。 |
| 空の文字列 |
監視するデータベース名と一致する正規表現のコンマ区切りリスト(任意)。ホワイトリストに含まれていないデータベース名は監視から除外されます。デフォルトでは、すべてのデータベースが監視されます。 |
| 空の文字列 |
監視から除外されるデータベース名と一致する正規表現のコンマ区切りリスト(任意)。ブラックリストに含まれていないデータベース名が監視されます。 |
| 空の文字列 |
監視する MongoDB コレクションの完全修飾 namespace と一致する正規表現のコンマ区切りリスト(任意)。ホワイトリストに含まれていないコレクションはすべて監視から除外されます。各識別子の形式は databaseName.collectionName です。デフォルトでは、 |
| 空の文字列 |
監視から除外される MongoDB コレクションの完全修飾 namespace と一致する正規表現のコンマ区切りリスト(任意)。ブラックリストに含まれていないコレクションはすべて監視されます。各識別子の形式は databaseName.collectionName です。 |
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| コネクターの起動時にスナップショット(初期同期など)を実行する基準を指定します。デフォルトは initial で、オフセットが見つからない場合や oplog に以前のオフセットが含まれなくなった場合にコネクターがスナップショットを読み取るように指定します。never オプションは、コネクターはスナップショットを使用せずに、ログをの追跡を続行すべきであることを指定します。 |
| 空の文字列 | 変更イベントメッセージ値から除外される必要があるフィールドの完全修飾名のコンマ区切りリスト (任意)。フィールドの完全修飾名の形式はdatabaseName.collectionName.fieldName.nestedFieldName で、databaseName および collectionName にはすべての文字と一致するワイルドカード (*) が含まれることがあります。 |
| 空の文字列 | イベントメッセージ値のフィールドの名前を変更するために使用されるフィールドの完全修飾置換のコンマ区切りリスト (任意)。フィールドの完全修飾置換の形式は databaseName.collectionName.fieldName.nestedFieldName:newNestedFieldName で、databaseName および collectionName にはすべての文字と一致するワイルドカード (*) が含まれることがあります。コロン (:) は、フィールドの名前変更マッピングを決定するために使用されます。次のフィールドの置換は、リストの前のフィールド置換の結果に適用されるため、同じパスにある複数のフィールドの名前を変更する場合は、この点に注意してください。 |
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| このコネクターのために作成する必要のあるタスクの最大数。MongoDB コネクターは各レプリカセットに個別のタスクの使用しようとします。そのため、コネクターを単一の MongoDB レプリカセットと使用する場合は、デフォルトを使用できます。MongoDB のシャードクラスターでコネクターを使用する場合、クラスターのシャード数以上の値を指定して、各レプリカセットの作業が Kafka Connect によって分散されるようにすることが推奨されます。 |
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| レプリカセットでコレクションの最初の同期を実行するために使用されるスレッドの最大数を指定する正の整数値。デフォルトは 1 です。 |
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削除イベント後に廃棄 (tombstone) イベントを生成するかどうかを制御します。 |
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コネクターの起動後、スナップショットを取得するまで待機する間隔 (ミリ秒単位)。 | |
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スナップショットの実行中に各コレクションから 1 度に読み取る必要があるドキュメントの最大数を指定します。コネクターは、このサイズの複数のバッチでコレクションの内容を読み取ります。 |
以下の 高度な 設定プロパティーには、ほとんどの状況で機能する適切なデフォルト設定があるため、コネクターの設定で指定する必要はほとんどありません。
プロパティー | デフォルト | 説明 |
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データベースログから読み取られた変更イベントが Kafka に書き込まれる前に配置される、ブロッキングキューの最大サイズを指定する正の整数値。このキューは、Kafka への書き込みが遅い場合や Kafka が利用できない場合などに、oplog リーダーにバックプレシャーを提供できます。キューに発生するイベントは、このコネクターによって定期的に記録されるオフセットには含まれません。デフォルトは 8192 で、常に |
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| このコネクターの反復処理中に処理される必要があるイベントの各バッチの最大サイズを指定する正の整数値。デフォルトは 2048 です。 |
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| 各反復処理の実行中に新しい変更イベントが表示されるまでコネクターが待機する時間 (ミリ秒単位) を指定する正の整数値。デフォルトは 1000 ミリ秒 (1 秒) です。 |
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| 最初に失敗した接続試行の後またはプライマリーが利用できない場合に、プライマリーへの再接続を試行するときの最初の遅延を指定する正の整数値。デフォルトは 1 秒 (1000 ミリ秒) です。 |
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| 接続試行に繰り返し失敗した後またはプライマリーが利用できない場合に、プライマリーへの再接続を試行するときの最大遅延を指定する正の整数値。デフォルトは 120 秒 (120,000 ミリ秒) です。 |
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レプリカセットのプライマリーへの接続を試行する場合の最大失敗回数を指定する正の整数値。この値を越えると、例外が発生し、タスクが中止されます。デフォルトは 16。 |
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'mongodb.hosts' 内のアドレスがクラスターまたはレプリカセットの全メンバーを検出するために使用されるシードであるかどうか ( |
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ハートビートメッセージが送信される頻度を制御します。
このプロパティーを |
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ハートビートメッセージが送信されるトピックの命名を制御します。 |
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コネクター設定が、Avro を使用するように | Avro の命名要件に準拠するためにフィールド名がサニタイズされるかどうか。 |