4.4.2. モニタリング


Kafka、Zookeeper、および Kafka Connect はすべて JMX メトリクスのサポートが組み込まれています。SQL Server コネクターは、JMX を介して監視できるコネクターのアクティビティーに関する多数のメトリクスを公開します。コネクターには 2 種類のメトリクスがあります。スナップショットメトリクスは、スナップショットアクティビティーの監視に役立ち、コネクターがスナップショットを実行している場合に利用できます。ストリーミングメトリクスは、コネクターが CDC テーブルデータを読み取る間、進捗とアクティビティーをモニターするのに役立ちます。

4.4.2.1. スナップショットメトリクス

4.4.2.1.1. MBean: debezium.sql_server:type=connector-metrics,context=snapshot,server= <database.server.name>
属性名タイプ説明

LastEvent

string

コネクターが読み取りした最後のスナップショットイベント。

MilliSecondsSinceLastEvent

long

コネクターが最新のイベントを読み取りおよび処理してからの経過時間 (ミリ秒単位)。

TotalNumberOfEventsSeen

long

前回の開始またはリセット以降にコネクターで確認されたイベントの合計数。

NumberOfEventsFiltered

long

コネクターに設定されたホワイトリストまたはブラックリストフィルタールールでフィルターされたイベントの数。

MonitoredTables

string[]

コネクターによって監視されるテーブルの一覧。

QueueTotalCapcity

int

snapshotter とメインの Kafka Connect ループの間でイベントを渡すために使用されるキューの長さ。

QueueRemainingCapcity

int

snapshotter とメインの Kafka Connect ループの間でイベントを渡すために使用されるキューの空き容量。

TotalTableCount

int

スナップショットに含まれているテーブルの合計数。

RemainingTableCount

int

スナップショットによってまだコピーされていないテーブルの数。

SnapshotRunning

boolean

スナップショットが起動されたかどうか。

SnapshotAborted

boolean

スナップショットが中断されたかどうか。

SnapshotCompleted

boolean

スナップショットが完了したかどうか。

SnapshotDurationInSeconds

long

スナップショットが完了したかどうかに関わらず、これまでスナップショットにかかった時間 (秒単位)。

RowsScanned

Map<String, Long>

スナップショットの各テーブルに対してスキャンされる行数が含まれるマップ。テーブルは、処理中に増分がマップに追加されます。スキャンされた 10,000 行ごとに、テーブルの完成時に更新されます。

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