6.2. デフォルトのロギング設定について
Kafka Connect プロセスで Debezium コネクターを実行している場合、Kafka Connect は Kafka インストールの Log4j 設定ファイル(例: /opt/kafka/config/connect-log4j.properties
)を使用します。デフォルトでは、このファイルには以下の設定が含まれています。
connect-log4j.properties
log4j.rootLogger=INFO, stdout 1 log4j.appender.stdout=org.apache.log4j.ConsoleAppender 2 log4j.appender.stdout.layout=org.apache.log4j.PatternLayout 3 log4j.appender.stdout.layout.ConversionPattern=[%d] %p %m (%c)%n 4 ...
- 1
- デフォルトのロガー設定を定義するルートロガー。デフォルトでは、ロガーには
INFO
、WARN
、およびERROR
メッセージが含まれます。これらのログメッセージはstdout
アペンダーに書き込まれます。 - 2
stdout
アペンダーは、ログメッセージを(ファイルではなく)コンソールに書き込みます。- 3
stdout
アペンダーは、パターンマッチングアルゴリズムを使用してログメッセージをフォーマットします。- 4
stdout
アペンダーのパターン (詳しくは、Log4j ドキュメント を参照してください)。
他のロガーを設定しない限り、Debezium によって使用されるすべてのロガーは rootLogger
設定を継承します。