5.3. ファット JAR をデプロイする CR の作成


teiid-springboot スターターから仮想データベースを開発したら、作成された JAR を Maven リポジトリーにデプロイします。次に、仮想データベースを OpenShift にデプロイする YAML カスタムリソースファイルを作成します。

fat JAR として作成された仮想データベースをデプロイするための CR ファイルは、「Maven アーティファクトをデプロイするためのカスタムリソース(CR)の作成」 で説明されているように、Maven アーティファクトとして作成される仮想データベースをデプロイするために使用する CR のようになります。Maven GAV コーディネートのみが異なります。この場合、CR は JAR ファイルの Maven コーディネートを提供します。

前提条件

  • 5章ファット JAR としての仮想データベースの作成 の説明に従って、仮想化を致命的 JAR として作成している。
  • Data Virtualization Operator がアクセスできる Maven リポジトリーに仮想化をデプロイしている。
  • データソースにアクセスするためのログイン認証情報がある。
  • YAML 形式のカスタムリソースファイルの作成を理解している。

手順

  1. .テキストエディターを開き、仮想化の名前を持つファイルを作成して、拡張子 .yaml で保存します(例: dv-customer.yaml )。
  2. 情報を追加して、カスタムリソースの種類、名前、およびソースを定義します。

    以下の例は、fat JAR として作成される仮想データベースをデプロイするように設計された CR を示しています。

    apiVersion: teiid.io/v1alpha1
    kind: VirtualDatabase
    metadata:
      name: dv-customer
    spec:
      replicas: 1
      env:
      - name: SPRING_DATASOURCE_SAMPLEDB_USERNAME 1
        value: user
      - name: SPRING_DATASOURCE_SAMPLEDB_PASSWORD
        value: mypassword
      - name: SPRING_DATASOURCE_SAMPLEDB_DATABASENAME
        value: sampledb
      - name: SPRING_DATASOURCE_SAMPLEDB_JDBCURL
        value: jdbc:postgresql://postgresql/$(SPRING_DATASOURCE_SAMPLEDB_DATABASENAME)
      resources:
        memory: 1024Mi
        cpu: 2.0
      build:
        source:
          maven: org.teiid:dv-customer-fatjar:1.1 2
1
postgreSQL データソースの環境変数のサンプル。
2
5章ファット JAR としての仮想データベースの作成 の Maven リポジトリーにデプロイしたファット JAR アーティファクトの Maven コーディネート。

CR YAML ファイルの作成後に、Data Virtualization Operator を実行して仮想データベースを OpenShift にデプロイできます。

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