8.5. Fuse Online で仮想データベースをパブリッシュしてアクセスできるようにする
Fuse Online で仮想データベースを定義したら、ユーザーおよびアプリケーションがアクセスできるようにパブリッシュする必要があります。
仮想データベースをパブリッシュすると、データソースとビューをランタイムイメージにインポートして実装した、スキーマ定義がビルドされます。Fuse Online は、ランタイムイメージを個別にスケーリングできる仮想データベースコンテナーイメージとして、OpenShift にデプロイします。
仮想データベースをパブリッシュした後、サービスとして利用できるようになり、Fuse Online の Connections ページに表示されます。サービスはリレーショナルデータベースのように動作し、クライアントは標準のインターフェース上で接続できます。Fuse Online インテグレーションワークフローに組み込むことができ、JDBC および OData クライアントで利用できます。
前提条件
- Fuse Online で仮想データベースが作成済みである必要があります。
- 必要なビューを仮想データベースに追加済みである必要があります。
手順
- Fuse Online のナビゲーションサイドバーで Data をクリックします。
Data Virtualizations ページで、公開する仮想データベースを見つけ、オーバーフローメニューから Publish をクリックします。
パブリッシュするために仮想データベースが送信されたことを伝える確認メッセージが表示され、その処理の状況が進捗バーに表示されます。
パブリッシュプロセスに成功すると、Fuse Online は以下の更新を行います。
- Data Virtualizations ページの仮想データベースエントリーのステータスラベルが Draft から Published に変わります。
- 仮想データベースの OData エンドポイントへの URL が仮想データベースエントリーに表示されます。
仮想データベースサービスが Connections ページに追加され、そのサービスへの JDBC コネクションが作成されます。
Connections ページから仮想データベースサービスのエントリーを開くと、JDBC の URL を確認できます。
- パブリッシュの処理に失敗した場合、エントリーに Error というラベルが付けられます。