8.3. Fuse Online で View Editor を使用して仮想データベースを定義する DDL を変更
Fuse Online で仮想データベースを作成するプロセスは、多くのタスクを自動化し、基礎となる SQL コードの複雑さを表さないように設計されています。
仮想データベースのビューを作成すると、Fuse Online でビューを定義するデータ定義言語 (DDL) が自動的に生成されます。DDL は、ビューのスキーマ、テーブル、列、およびその他のフィールドを記述する SQL ステートメントのセットです。
Fuse Online は、仮想データベースの基本的なビューを追加するツールを提供しますが、SQL を理解していて、ビューをより細かく設計したい場合は、ビューの DDL を直接編集できます。Fuse Online では、開発者は組み込みのビューエディターを使用してこれらの SQL ステートメントを変更できます。さらに、この SQL エディターには、SQL キーワードの一覧を提供するコード補完機能が含まれています。
変更を保存した後、SQL コードに構文エラーが含まれないようにするため、組み込みの検証ツールが実行されます。
前提条件
- SQL-MED 仕様に基づいたデータ定義言語 (DDL) を使用して、データベースの構造を定義し、外部に保存されたデータを統合した経験。
手順
- Fuse Online のナビゲーションサイドバーで Data をクリックします。
- Data Virtualizations ページで、変更する仮想データベースを見つけ、Edit をクリックします。
- Views タブで、編集するビューを見つけ、Edit をクリックします。
- 必要に応じて SQL を更新します。編集時に Ctrl+Space を押して、コード補完ツールを開きます。
変更が完了したら、Save をクリックします。
Fuse Online で SQL が検証され、ビューに無効なコードが含まれる場合はエラーが返されます。
SQL の検証後、ビューの更新の結果がプレビューパネルに表示されます。プレビューには、結果セットの最初の 15 行が表示されます。
Done をクリックして View Editor を閉じ、ビューの一覧に戻ります。
仮想データベースがこれまでにパブリッシュされていた場合は、仮想データベースを再パブリッシュし、変更を反映する必要があります。
関連情報
- 「Fuse Online で仮想データベースをパブリッシュしてアクセスできるようにする」
- データ仮想化 DDL ファイルで SQL を使用する方法については、『Teiid Reference Guide』を参照してください。
- 結果セットを変更するには、デフォルトのクエリーを変更し、別の行制限や行オフセットを指定します。詳細はを参照してください。 「SQL テストクエリーの送信による Fuse Online での仮想データベースのプレビュー」