7.3.5. JBoss Developer Studio のプロジェクトにセッション Bean を追加する
JBoss Developer Studio にはエンタープライズ Bean クラスを即座に作成できる複数のウィザードがあります。以下は、JBoss Developer Studio のウィザードを使用してプロジェクトにセッション Bean を追加する手順になります。
前提条件
- 1 つ以上のセッション Bean を追加したい EJB または動的 Web プロジェクトが JBoss Developer Studio に存在する必要があります。
手順7.5 JBoss Developer Studio のプロジェクトにセッション Bean を追加する
プロジェクトを開く
JBoss Developer Studio でプロジェクトを開きます。[Create EJB 3.x Session Bean] ウィザードを開く
[Create EJB 3.x Session Bean] ウィザードを開くために、 メニューへ移動し、 を選択してから を選択します。図7.7 [Create EJB 3.x Session Bean] ウィザード
クラス情報の指定
次の詳細を入力します。- プロジェクト正しいプロジェクトが選択されているか検証します。
- ソースホルダーJava ソースファイルが作成されるフォルダーになります。通常、変更する必要はありません。
- パッケージクラスが属するパッケージを指定します。
- クラス名セッション Bean になるクラスの名前を指定します。
- スーパークラスセッション Bean クラスはスーパークラスより継承することができます。セッションにスーパークラスがあるかどうかをここに指定します。
- ステートタイプセッション Bean のステートタイプ (ステートレス、ステートフル、シングルトン) を指定します。
- ビジネスインターフェースデフォルトでは No-interface ボックスにチェックマークが付けられているため、インターフェースは作成されません。定義したいインターフェースのボックスにチェックマークを付け、必要な場合は名前を調整します。Web アーカイブ (WAR) のエンタープライズ Bean は EJB 3.1 Lite のみをサポートするため、リモートビジネスインターフェースは含まれません。
セッション Bean の特定情報
ここに追加情報を入力してセッション Bean を更にカスタマイズすることが可能です。ここで情報を変更する必要はありません。変更できる項目は次の通りです。- Bean 名。
- マッピングされた名前。
- トランザクションタイプ (コンテナ管理または Bean 管理)。
- Bean が実装しなければならない追加のインターフェースを入力できます。
- 必要な場合は、EJB 2.x のホームインターフェースやコンポーネントインターフェースを指定することもできます。
完了
結果: 新しいセッション Bean がプロジェクトに追加されます。
図7.8 JBoss Developer Studio の新しいセッション Bean