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11.2.4. 設定

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11.2.4.1. Hibernate 設定プロパティー

表11.1 プロパティ
プロパティー名 説明
hibernate.dialect
Hibernate の org.hibernate.dialect.Dialect のクラス名。Hibernate で、特定のリレーショナルデータベースに最適化された SQL を生成できるようになります。
ほとんどのケースで、Hibernate は、JDBC ドライバーにより返された JDBC メタデータに基づいて正しい org.hibernate.dialect.Dialect 実装を選択できます。
hibernate.show_sql
ブール変数。SQL ステートメントをすべてコンソールに書き込みます。これは、ログカテゴリー org.hibernate.SQLdebug に設定することと同じです。
hibernate.format_sql
ブール変数。SQL をログとコンソールにプリティプリントします。
hibernate.default_schema
修飾されていないテーブル名を、生成された SQL の該当するスキーマ/テーブルスペースで修飾します。
hibernate.default_catalog
修飾されていないテーブル名を、生成された SQL の該当するカタログで修飾します。
hibernate.session_factory_name
org.hibernate.SessionFactory が、作成後に JNDI のこの名前に自動的にバインドされます。たとえば、jndi/composite/name のようになります。
hibernate.max_fetch_depth
シングルエンドの関連 (1 対 1 や多対 1 など) に対して外部結合フェッチツリーの最大の「深さ」を設定します。0 を設定するとデフォルトの外部結合フェッチが無効になります。推奨値は、03 です。
hibernate.default_batch_fetch_size
関連付けの Hibernate 一括フェッチに対するデフォルトサイズを設定します。推奨値は、48、および 16 です。
hibernate.default_entity_mode
この SessionFactory から開かれたすべてのセッションに対するエンティティー表現のデフォルトモードを設定します。値には dynamic-mapdom4jpojo などがあります。
hibernate.order_updates
ブール変数。Hibernate で、更新されるアイテムの主キー値で SQL 更新の順番付けを行います。これにより、高度な並列システムにおけるトランザクションデッドロックが軽減されます。
hibernate.generate_statistics
ブール変数。有効にすると、Hibernate がパフォーマンスのチューニングに役に立つ統計情報を収集します。
hibernate.use_identifier_rollback
ブール変数。有効にすると、オブジェクトが削除されたときに、生成された識別子プロパティーがデフォルト値にリセットされます。
hibernate.use_sql_comments
ブール変数。有効にすると、デバッグを簡単にするために Hibernate が SQL 内にコメントを生成します。デフォルト値は false です。
hibernate.id.new_generator_mappings
ブール変数。@GeneratedValue を使用する場合に関係するプロパティーです。新しい IdentifierGenerator 実装が javax.persistence.GenerationType.AUTOjavax.persistence.GenerationType.TABLE、または javax.persistence.GenerationType.SEQUENCE に対して使用されるかどうかを示します。後方互換性を維持するために、デフォルト値は false になっています。

重要

@GeneratedValue を使用する新しいプロジェクトは hibernate.id.new_generator_mappings=true も設定することが推奨されます。これは、新しいジェネレーターはより効率的で JPA 2 仕様のセマンティックに近いためです。
しかし、この設定は既存データベースとの後方互換性を維持しません (シーケンスやテーブルが ID 生成に使用される場合)。
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