7.2.3. EJB プロジェクトが含まれる EAR プロジェクトの作成
EJB プロジェクトが含まれる新しいエンタープライズアーカイブ (EAR) プロジェクトを JBoss Developer Studio で作成する方法を説明します。
要件
- JBoss Enterprise Application Platform 6 のサーバーとサーバーランタイムが設定されている必要があります。詳細は 「JBoss Enterprise Application Platform 6 サーバーの JBoss Developer Studio への追加」 を参照してください。
手順7.3 EJB プロジェクトが含まれる EAR プロジェクトの作成
新しい EAR アプリケーションプロジェクトウィザードを開く
[New Project] ウィザードが表示されます。 を選択し、 をクリックします。メニューより 、 の順に選択すると、図7.4 新しい EAR アプリケーションウィザード
詳細の入力
次の詳細を入力します。- プロジェクト名JBoss Developer Studio で表示されるプロジェクト名ですが、デプロイされた EAR ファイルのデフォルトのファイル名にもなります。
- プロジェクトの場所プロジェクトのファイルが保存されるディレクトリです。現在のワークスペースのディレクトリがデフォルトになります。
- ターゲットランタイムプロジェクトに使用されるサーバーランタイムです。デプロイするサーバーによって使用される JBoss Enterprise Application Platform 6 のランタイムと同様に設定される必要があります。
- EAR バージョンプロジェクトが準拠する Java Enterprise Edition 仕様のバージョンになります。Red Hat は
6
の使用を推奨します。 - これでプロジェクトのサポート対象機能を調整できるようになります。選択したランタイムにデフォルト設定を使用します。
[] クリックして作業を継続します。新しい EJB モジュールの追加
新しいモジュールはウィザードの Enterprise Application ページより追加することができます。次の手順に従って新しい EJB プロジェクトをモジュールとして追加します。新しい EJB モジュールの追加
[Create Default Modules] チェックボックスのチェックを外します。[Enterprise Java Bean] を選択し、[ ] をクリックすると [New EJB Project] ウィザードが表示されます。] をクリックし、 [EJB プロジェクトの作成
New EJB Project ウィザードは、新しいスタンドアローン EJB プロジェクトを作成するために使用するウィザードと同じで、「JBoss Developer Studio を使用した EJB アーカイブプロジェクトの作成」 に説明されています。プロジェクト作成のために最低限必要な情報は次の通りです。- プロジェクト名
- ターゲットランタイム
- EJB モジュールのバージョン
- 設定
ウィザードの他の手順はすべて任意の手順となります。[] をクリックして EJB プロジェクトの作成を完了します。
新規作成された EJB プロジェクトは Java EE モジュールの依存関係に一覧表示され、チェックボックスにチェックが付けられます。任意の作業: application.xml デプロイメント記述子の追加
必要な場合は [Generate application.xml deployment descriptor] チェックボックスにチェックを付けます。Finish のクリック
EJB プロジェクトと EAR プロジェクトの 2 つの新しいプロジェクトが表示されます。デプロイメントに対して構築アーティファクトをサーバーに追加する
[Servers] タブにて、構築アーティファクトをデプロイしたいサーバーを右クリックし、 [Add and Remove] ダイアログを開きます。[ ] を選択します。[Available] カラムよりデプロイする EAR リソースを選択し、 [ ] ボタンをクリックします。リソースが [Configured] カラムに移動します。[ ] をクリックしてダイアログを閉じます。図7.5 ダイアログの追加と削除
結果
メンバーの EJB プロジェクトを持つ Enterprise Application プロジェクトが作成されます。この Enterprise Application プロジェクトはビルドされ、EJB サブデプロイメントが含まれる単一の EAR デプロイメントとして指定のサーバーにデプロイされます。