4.8. インスタンス用のコンフィグドライブの設定
config-drive
パラメーターを使用して、読み取り専用のドライブをインスタンスに公開することができます。ファイルを選択してこのドライブに追加すると、インスタンスにアクセスできるようになります。コンフィグドライブは、起動時にインスタンスにアタッチされて、パーティションとしてインスタンスに公開されます。コンフィグドライブは、cloud-init (サーバーのブートストラップ用) と組み合わせる場合や、インスタンスに大容量のファイルを渡す場合に有用です。
4.8.1. コンフィグドライブのオプション
Compute 環境ファイルを使用して、以下のコンフィグドライブパラメーターを設定します。
-
config_drive_format
: ドライブの形式を設定して、iso9660
とvfat
のオプションを確定します。デフォルトではiso9660
を使用します。 -
force_config_drive
: このオプションでは、全インスタンスにコンフィグドライブを強制的に公開します。「true」に設定します。 -
mkisofs_cmd
: ISO ファイルの作成に使用するコマンドを指定します。genisoimage しかサポートされないので、この値は変更しないでください。