1.4. イメージ形式の変換
イメージを Image サービス (glance) にインポートする場合、イメージ変換プラグインを有効にするとイメージを別の形式に変換できます。
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) デプロイメント設定に基づき、イメージ変換プラグインを有効化または無効化できます。デプロイ担当者は、デプロイメントで優先的に使用する形式を設定します。
内部的には、Image サービスはイメージのビットを特定の形式で受け取り、そのビットを一時的な場所に保存します。Image サービスはプラグインをトリガーして、イメージをターゲット形式に変換し、イメージを最終的な宛先に移動します。タスクが完了すると、Image サービスは一時的な場所を削除します。Image サービスは、最初にアップロードされた形式を保持しません。
イメージのインポート時にのみ、イメージ変換をトリガーできます。イメージのアップロード時には実行されません。
イメージ管理には Image service コマンドラインクライアントを使用します。
以下に例を示します。
$ glance image-create-via-import \
--disk-format qcow2 \
--container-format bare \
--name <name> \
--visibility public \
--import-method web-download \
--uri http://server/image.qcow2
-
<name>
をイメージの名前に置き換えます。