第8章 外部 Red Hat Ceph Storage クラスターを使用した RHOSP のデプロイ (director Operator を使用)
director Operator (OSPdO) を使用して、外部の Red Hat Ceph Storage クラスターに接続するオーバークラウドをデプロイできます。
前提条件
- 外部 Red Hat Ceph Storage クラスターがあります。
- 稼働中の Red Hat OpenShift Container Platform (RHOCP) クラスターに OSPdO をインストールして準備している。詳細は、director Operator のインストールと準備 を参照してください。
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OpenStackNetConfig
カスタムリソース定義 (CRD) を使用して、コントロールプレーンと分離されたネットワークを含むオーバークラウドネットワークを作成している。詳細は、director Operator を使用したネットワークの作成 を参照してください。 -
オーバークラウドのカスタム heat テンプレートおよび環境ファイルを保存するために
ConfigMap
を作成している。詳細は、director Operator を使用したオーバークラウドのカスタマイズ を参照してください。 - オーバークラウド用のコントロールプレーンとベアメタル Compute ノードを作成している。詳細は、director Operator を使用したオーバークラウドノードの作成 を参照してください。
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オーバークラウド設定用の Ansible Playbook をレンダリングするための
OpenStackConfigGenerator
カスタムリソースを作成し、適用している。
8.1. director Operator での Compute ロールのネットワークの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ワークステーション上にディレクトリーを作成してカスタムテンプレートと環境ファイルを保存し、Compute ロールの NIC テンプレートを設定します。
手順
カスタムテンプレートのディレクトリーを作成します。
mkdir custom_templates
$ mkdir custom_templates
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custom_templates
ディレクトリーにmultiple_nics_vlans_dvr.j2
という名前のカスタムテンプレートファイルを作成します。 -
ベアメタル Compute ノードの NIC の設定を
multiple_nics_vlans_dvr.j2
ファイルに追加します。NIC 設定ファイルの例は、Compute ノード用のカスタム NIC heat テンプレート を参照してください。 カスタム環境ファイルのディレクトリーを作成します。
mkdir custom_environment_files
$ mkdir custom_environment_files
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow オーバークラウドロールの NIC テンプレートを、
custom_environment_files
ディレクトリーのnetwork-environment.yaml
環境ファイルにマップします。parameter_defaults: ComputeNetworkConfigTemplate: 'multiple_nics_vlans_dvr.j2'
parameter_defaults: ComputeNetworkConfigTemplate: 'multiple_nics_vlans_dvr.j2'
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