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17.2. エアギャップ環境の設定

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エアギャップ環境を設定するには、registry.redhat.io とエアギャップ環境のレジストリーの両方にアクセスできる必要があります。両方のレジストリーにアクセスする方法の詳細は、エアギャップレジストリーへのカタログコンテンツのミラーリング を参照してください。

手順

  1. openstack namespace を作成します。

    $ oc new-project openstack
  2. インデックスイメージを作成し、レジストリーにプッシュします。

    $ podman login registry.redhat.io
    $ podman login your.registry.local
    $ BUNDLE_IMG="registry.redhat.io/rhosp-rhel8/osp-director-operator-bundle@sha256:c19099ac3340d364307a43e0ae2be949a588fefe8fcb17663049342e7587f055"
    注記

    最新のバンドルイメージは次の場所から取得できます: Certified container images .osp-director-operator-bundle を検索します。

  3. オペレータインデックスイメージに基づいて、関連するイメージをミラーリングします。

    $ oc adm catalog mirror ${INDEX_IMG} your.registry.local --insecure --index-filter-by-os='Linux/x86_64'
  4. ミラーリングが完了すると、現在のディレクトリーに manifests-osp-director-operator-index-<random_number> という manifests ディレクトリーが生成されます。作成した ImageContentSourcePolicy をクラスターに適用します。

    $ os apply -f manifests-osp-director-operator-index-<random_number>/imageContentSourcePolicy.yaml
    • <random_number> をランダムに生成された数値に置き換えます。
  5. osp-director-operator.yaml という名前のファイルを作成し、次の YAML コンテンツを含めて、director Operator のインストールに必要な 3 つのリソースを設定します。

    apiVersion: operators.coreos.com/v1alpha1
    kind: CatalogSource
    metadata:
      name: osp-director-operator-index
      namespace: openstack
    spec:
      sourceType: grpc
      image: your.registry.local/osp-director-operator-index:1.3.x-y
    ---
    apiVersion: operators.coreos.com/v1
    kind: OperatorGroup
    metadata:
      name: "osp-director-operator-group"
      namespace: openstack
    spec:
      targetNamespaces:
      - openstack
    ---
    apiVersion: operators.coreos.com/v1alpha1
    kind: Subscription
    metadata:
      name: osp-director-operator-subscription
      namespace: openstack
    spec:
      config:
        env:
        - name: WATCH_NAMESPACE
          value: openstack,openshift-machine-api,openshift-sriov-network-operator
      source: osp-director-operator-index
      sourceNamespace: openstack
      name: osp-director-operator
  6. openstack namespace に新しいリソースを作成します。

    $ oc apply -f osp-director-operator.yaml
  7. 必要なオーバークラウドイメージをリポジトリーにコピーします。

    $ for i in $(podman search --limit 1000 "registry.redhat.io/rhosp-rhel9/openstack" --format="{{ .Name }}" | awk '{print $1 ":" "17.1.0"}' | awk -F "/" '{print $2 "/" $3}'); do skopeo copy --all docker://registry.redhat.io/$i docker://your.registry.local/$i;done
    注記

    Red Hat Satellite がローカルレジストリーとして使用されている場合は、コンテナーイメージ用の Satellite Server の準備 を参照できます。

  8. これで、director Operator のインストールと準備 に進むことができます。

検証

  1. director Operator が正常にインストールされたことを確認します。

    $ oc get operators
    NAME                                     AGE
    osp-director-operator.openstack          5m
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