7.8. HCI Compute ノードの作成およびオーバークラウドのデプロイ
Compute ノードは Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境にコンピュートリソースを提供します。オーバークラウドには Compute ノードが少なくとも 1 台必要で、デプロイメント後に Compute ノードの数をスケーリングできます。
OpenStackBaremetalSet
カスタムリソース (CR) を定義して、Red Hat OpenShift Container Platform (RHOCP) が管理するベアメタルマシンから Compute ノードを作成します。
OpenStackBareMetalSet
CRD 定義と仕様スキーマを表示するには、次のコマンドを使用します。
$ oc describe crd openstackbaremetalset $ oc explain openstackbaremetalset.spec
前提条件
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OpenStackNetConfig
CR を使用して、コントロールプレーンネットワークと追加の分離ネットワークを作成している。 -
OpenStackControlPlane
CRD を使用してコントロールプレーンを作成している。
手順
ワークステーションに
openstack-hcicompute.yaml
という名前のファイルを作成します。HCI Compute のリソース仕様を含めます。たとえば、3 つの HCI Compute ノードの仕様は次のとおりです。apiVersion: osp-director.openstack.org/v1beta1 kind: OpenStackBaremetalSet metadata: name: computehci 1 namespace: openstack 2 spec: 3 count: 3 baseImageUrl: http://<source_host>/rhel-9.2-x86_64-kvm.qcow2 deploymentSSHSecret: osp-controlplane-ssh-keys ctlplaneInterface: enp8s0 networks: - ctlplane - internal_api - tenant - storage - storage_mgmt roleName: ComputeHCI passwordSecret: userpassword 4
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openstack-hcicompute.yaml
ファイルを保存します。 HCI Compute ノードを作成します。
$ oc create -f openstack-hcicompute.yaml -n openstack
HCI Compute ノードのリソースが作成されたことを確認します。
$ oc get openstackbaremetalset/computehci -n openstack
HCI Compute ノードの作成を確認するには、RHOCP が管理するベアメタルマシンを表示します。
$ oc get baremetalhosts -n openshift-machine-api
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OpenStackConfigGenerator
CRD を使用して、オーバークラウド設定用の Ansible Playbook を作成します。詳細は、OpenStackConfigGenerator CRD を使用したオーバークラウド設定用の Ansible Playbook の作成 を参照してください。 - オーバークラウドのオペレーティングシステムを登録します。詳細は、オーバークラウドのオペレーティングシステムの登録 を参照してください。
- オーバークラウド設定を適用します。詳細は、director Operator を使用したオーバークラウド設定の適用 を参照してください。