2.4. イメージベースのプロビジョニングの前提条件


ブート後の設定方法

finish ブート後設定スクリプトを使用するイメージには、Satellite Server や Capsule Server などのマネージド DHCP サーバーが必要です。ホストは DHCP Capsule と関連付けられたサブネットで作成する必要があり、ホストの IP アドレスは、DHCP 範囲の有効な IP アドレスでなければなりません。

外部の DHCP サービスを使用することは可能ですが、IP アドレスは手動で入力する必要があります。イメージの設定に対応する SSH 認証情報は、ブート後の設定を実行できるように Satellite に設定しなければなりません。

設定後スクリプトに依存するイメージからブートした仮想マシンをトラブルシューティングする場合には、以下の項目を確認してください。

  • ホストには、Satellite Server に割り当てられたサブネットがあること。
  • サブネットには、Satellite Server に割り当てられた DHCP Capsule があること。
  • ホストには、Satellite Server に割り当てられた有効な IP アドレスがあること。
  • DHCP を使用した仮想マシンが取得した IP アドレスは、Satellite Server に設定されたアドレスと一致させる。
  • イメージから作成された仮想マシンは、SSH リクエストに応答すること。
  • イメージから作成された仮想マシンは、SSH を介して、デプロイされたイメージと関連付けられている、ユーザーとパスワードを承認すること。
  • Satellite Server で SSH キーを使用して仮想マシンにアクセスできること。これは、仮想マシンが Satellite Server から設定後のスクリプトを受信するために必要です。

ブート前の初期化の設定方法

cloud-init スクリプトを使用するイメージは通常、イメージに IP アドレスを含むことを回避するため、DHCP サーバーを必要とします。管理された DHCP Capsule が推奨されます。イメージは、システムがブートされた時に開始し、設定完了時に使用するスクリプトまたは設定データを取得するための cloud-init サービスを設定する必要があります。

イメージに含まれる初期スクリプトに依存するイメージからブートした仮想マシンをトラブルシューティングする場合には、以下の項目を確認する必要があります。

  • サブネット上に DHCP サーバーがあること。
  • 仮想マシンには cloud-init サービスがインストールされ、有効化されていること。

仮想マシンイメージの finish および cloud-init スクリプトに対するさまざまなサポートレベルに関する詳細は、Red Hat カスタマーポータルの Red Hat ナレッジベースソリューション What are the supported compute resources for the finish and cloud-init scripts を参照してください。

2.4.1. インストーラーを使用した複数のサブネットまたはドメイン

satellite-installer オプションでは、単一の DHCP サブネットまたは DNS ドメインしか定義できません。複数のサブネットを定義する方法の 1 つとして、カスタムの設定ファイルを使用します。

追加のサブネットまたはドメインごとに、/etc/foreman-installer/custom-hiera.yaml ファイルにエントリーを作成します。

dhcp::pools:
 isolated.lan:
   network: 192.168.99.0
   mask: 255.255.255.0
   gateway: 192.168.99.1
   range: 192.168.99.5 192.168.99.49

dns::zones:
  # creates @ SOA $::fqdn root.example.com.
  # creates $::fqdn A $::ipaddress
  example.com: {}

  # creates @ SOA test.example.net. hostmaster.example.com.
  # creates test.example.net A 192.0.2.100
  example.net:
    soa: test.example.net
    soaip: 192.0.2.100
    contact: hostmaster.example.com.

  # creates @ SOA $::fqdn root.example.org.
  # does NOT create an A record
  example.org:
    reverse: true

  # creates @ SOA $::fqdn hostmaster.example.com.
  2.0.192.in-addr.arpa:
    reverse: true
    contact: hostmaster.example.com.

satellite-installer を実行して、変更を加え、/etc/dhcp/dhcpd.conf に適切なエントリーが含まれていることを確認します。サブネットは、Satellite データベースに定義する必要があります。

2.4.2. ネットワーク設定の DNS オプション

--foreman-proxy-dns
DNS 機能を有効にします。このオプションは、true または false に設定します。
--foreman-proxy-dns-provider
使用するプロバイダーを選択します。
--foreman-proxy-dns-managed
インストーラーに ISC BIND を管理させます。これは、nsupdate および nsupdate_gss プロバイダーを使用する場合にのみ関連します。このオプションは、true または false に設定します。
--foreman-proxy-dns-forwarders
DNS フォワーダーを設定します。ISC BIND がインストーラーによって管理されている場合にのみ使用されます。これを DNS リカーサーに設定します。
--foreman-proxy-dns-interface
DNS 要求をリッスンするためのインターフェイスを設定します。ISC BIND がインストーラーによって管理されている場合にのみ使用されます。これは、eth1 に設定します。
--foreman-proxy-dns-reverse
DNS 逆引きゾーン名です。ISC BIND がインストーラーによって管理されている場合にのみ使用されます。
--foreman-proxy-dns-server
DNS サーバーのアドレスを設定します。nsupdatensupdate_gss、および infoblox プロバイダーでのみ使用されます。
--foreman-proxy-dns-zone
DNS ゾーン名に設定します。ISC BIND がインストーラーによって管理されている場合にのみ使用されます。

satellite-installer --help を実行して、DNS およびその他の Capsule サービスに関連するその他のオプションを表示します。

2.4.3. ネットワーク設定の TFTP オプション

--foreman-proxy-tftp
TFTP サービスを有効にします。このオプションは、true または false に設定します。
--foreman-proxy-tftp-managed
TFTP サービスを管理するため Foreman を有効にします。このオプションは、true または false に設定します。
--foreman-proxy-tftp-servername
使用する TFTP サーバーを設定します。Capsule の IP アドレスを使用していることを確認してください。

satellite-installer --help を実行して、TFTP およびその他の Capsule サービスに関連するその他のオプションを表示します。

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