8.10. PXE ローダー

Satellite では、PXE ローダーがプロビジョニング中に使用する filename DHCPv4 オプションを定義します。Satellite は必要なファイルを TFTP Capsule にデプロイします。

制限事項

Red Hat は iPXE ワークフローのサポートを提供していません。

Expand

表8.1 PXE ローダーと DHCPv4 ファイル名
PXE ローダーオプション	`filename` の値	用途
None	ファイル名は渡されません	PXE 以外のブート (iPXE による HTTP ブートやイメージベースのプロビジョニングなど)
PXELinux BIOS	`pxelinux.0`	PXE ブート対応の BIOS マシン
PXELinux UEFI	`pxelinux.efi`	PXE ブート対応の UEFI マシン
Grub2 BIOS	`grub2/grubarch.0`	PXE ブート対応の BIOS マシン
Grub2 UEFI	`subdir/grub2/grubarch.efi`	GRUB2 を使用した PXE ブート対応の UEFI マシン
Grub2 UEFI SecureBoot	`subdir/grub2/shimarch.efi`	SecureBoot が有効化された PXE ブート対応の UEFI マシン
Grub2 UEFI HTTP	`http://capsule.example.com:8000/httpboot/subdir/grub2/grubarch.efi`	HTTP ブート対応の UEFI マシン
Grub2 UEFI HTTPS	`https://capsule.example.com:9090/httpboot/subdir/grub2/grubarch.efi`	HTTPS 経由での HTTP ブート対応の UEFI マシン
iPXE Embedded	Satellite iPXE URL	NIC ファームウェアに iPXE が組み込まれたマシン
iPXE UEFI HTTP	`http://capsule.example.com:8000/httpboot/ipxe-arch.efi`	iPXE 実装を使用した HTTP ブート対応の UEFI マシン
iPXE Chain BIOS	`undionly-ipxe.0`	PXE ブートによる iPXE 実行可能ファイルのチェーンロード対応の BIOS マシン
iPXE Chain UEFI	`ipxe.efi`	PXE ブートによる iPXE 実行可能ファイルのチェーンロード対応の UEFI マシン

トップに戻る

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat