7.6. テンプレートのインポート
7.6.1. データセンターへのテンプレートのインポート
注記
エクスポートストレージドメインは非推奨になりました。データストレージドメインは、データセンターからアタッチを解除して、同じ環境または異なる環境にある別のデータセンターにインポートすることができます。仮想マシン、フローティング仮想ディスクイメージ、テンプレートは、インポートしたストレージドメインからアタッチされているデータセンターにアップロードすることができます。ストレージドメインのインポートに関する情報は、『Red Hat Virtualization 管理ガイド』の「既存のストレージドメインのインポート」の項を参照してください。
新たにアタッチしたエクスポートドメインから、テンプレートをインポートします。以下の手順では、管理ポータルへのアクセスが必要です。
手順7.9 データセンターへのテンプレートのインポート
- ストレージ タブをクリックして、新たにアタッチされたエクスポートドメインを選択します。
- 詳細ペインで テンプレートのインポート のタブをクリックして、テンプレートを選択します。
- インポートするテンプレートを選択します。
- ドロップダウンリストで インポート先のクラスター と ストレージ ドメインを選択します。該当する場合には、サフィックス を変更してください。もしくは、すべてのテンプレートをクローン作成 のチェックボックスからチェックを外します。
テンプレートが移行先のデータセンターにインポートされました。インポートは、ストレージハードウェアによって最大 1 時間かかる場合があります。イベント タブからインポートの進捗を確認することができます。
インポートプロセスが完了すると、テンプレートは テンプレート のリソースタブに表示されます。このテンプレートから新規仮想マシンを作成したり、このテンプレートをベースとした、既存のインポート済み仮想マシンを実行したりすることができます。
7.6.2. OpenStack Image Service からテンプレートとしての仮想ディスクイメージのインポート
OpenStack Image サービスが外部プロバイダーとして Red Hat Virtualization Manager に追加されている場合には、OpenStack Image サービスによって管理される仮想ディスクイメージを Manager にインポートすることが可能です。以下の手順では、管理ポータルへのアクセスが必要です。
- ストレージ タブをクリックして、OpenStack Image Service ドメインを選択します。
- 詳細ペインの イメージ タブをクリックして、インポートするイメージを選択します。
- ディスクイメージのインポート先の データセンター を選択します。
- ドメイン名 ドロップダウンリストから、仮想ディスクイメージの保管先となるストレージドメインを選択します。
- オプションで、クォータ を選択して仮想ディスクイメージに適用します。
- テンプレートとしてインポート のチェックボックスを選択します。
- 仮想ディスクイメージをテンプレートとして使用可能にする クラスター を選択します。
イメージがテンプレートとしてインポートされ、テンプレート タブに表示されます。このテンプレートをベースに仮想マシンを作成できるようになりました。