6.6. JBoss Rules Engine を使用したコンテンツベースのルーティング


JBoss Rules は、コンテンツベースルーターのルールプロバイダーエンジンです。Enterprise Service Bus は、次の 3 つの異なるルーティング action classes を通じてこのエンジンと統合されます。
  • JBoss Rules エンジンの DRL 言語で記述されたルーティングルールセット (あるいは、必要に応じて DSL 言語を使用することもできます)。
  • メッセージの内容。これは、JBoss Rules エンジンに送られるデータです (XML 形式またはメッセージに埋め込まれたオブジェクトとして送られます)。
  • 宛先 (エンジンから出力される結果情報から導出されます)。
注記
メッセージが コンテンツベースのルーター に送信されると、ルールセットがそのコンテンツを評価し、一連のサービス宛先を返します。
  • org.jboss.soa.esb.actions.ContentBasedRouter: このアクションクラスは コンテンツベースのルーティング パターンを実装します。メッセージの内容と、その内容を評価するルールセットに基づいて、メッセージを 1 つ以上の宛先サービスにルーティングします。特定のルールセットまたはメッセージの組み合わせに一致する宛先がない場合には、コンテンツベースルーターは例外を出力します。このアクションはそれ以降のパイプライン処理を終了させるため、常にパイプラインの最後に配置してください。
  • org.jboss.soa.esb.actions.ContentBasedWiretap: これは WireTap パターンを実装します。WireTap は、メッセージのコピーを制御チャネルに送信するエンタープライズ統合パターンです。WireTap の機能は標準のコンテンツベースのルーターと同じですが、パイプラインは終了されません。これは後者の特徴であり、wire-tap として使用するのに適した特徴であるため、その名前になります。詳細は、 を参照してください。
  • org.jboss.soa.esb.actions.MessageFilter: メッセージフィルター パターンを実装します。メッセージフィルターパターンは、特定のコンテンツ要件を満たしていない場合に、メッセージを削除できる場合に使用されます。つまり、ルールセットが宛先と一致しない場合は例外を出力しないことを除いて、コンテンツベースのルーターと同じように機能します。詳細は、を参照してください http://www.eaipatterns.com/Filter.html

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