13.9.18. SOAPProxy アクションの使用
SOAPProxy アクションは以下のとおりです。
- プロデューサーと Web サービスのコンシューマーの両方。
- 必要なのは、外部 wsdl を指すプロパティーのみです。
- WSDL を自動的に変換できるようにする方法(オプションの wsdlTransform プロパティーを使用)。
- SOAP が HTTP に関連付けられないようにする方法。WSDL は読み取られ、HTTP トランスポートが定義されている場合は使用されます。
- HTTP を使用している場合は、任意で HttpRouter プロパティーをオーバーライドとして適用する方法。
WSDL が HTTP トランスポートを指定する場合、HttpRouter プロパティーのいずれかを適用できます。
| プロパティー | Description | 必須 |
|---|---|---|
| wsdlTransform |
柔軟な wsdl 変換を可能にする <smooks-resource-list> xml 設定ファイル。
| いいえ |
| wsdlCharset |
元の wsdl (およびインポートされたリソース)の文字セットは UTF-8 でエンコードされます。基礎となるプラットフォームでサポートされているエンコーディングの場合、UTF-8 に変換されます。
| いいえ |
| endpointUrl |
HttpRouter プロパティーの例。SSL 証明書でドメイン名の照合が重要な場合に役立ちます。
| いいえ |
| file |
Apache Commons HTTPClient プロパティーファイル。SSL 経由で Web サービスにプロキシーする場合に便利です。
| いいえ |
| clientCredentialsRequired |
Basic 認証クレデンシャルがエンドクライアントから送信されるか、またはファイル内に指定された認証情報が代わりに使用できるかどうか。(デフォルトは True)
| いいえ |
| wsdl |
WS エンドポイントが再作成され、新しい wsdl として公開される元の wsdl url。
<definitions><service><port><soap:address の場所属性のプロトコル(http など)に応じて、プロトコル固有の SOAPProxyTransport 実装が使用されます。
値は、5 つの異なるスキームに基づいて場所を参照できます。
| はい |
例13.16 サンプル設定:基本的なシナリオ
<action name="proxy" class="org.jboss.soa.esb.actions.soap.proxy.SOAPProxy">
<property name="wsdl" value="http://host/foo/HelloWorldWS?wsdl"/>
</action>
<action name="proxy" class="org.jboss.soa.esb.actions.soap.proxy.SOAPProxy">
<property name="wsdl" value="http://host/foo/HelloWorldWS?wsdl"/>
</action>
例13.17 設定例:Basic 認証および SSL