10.3. プロバイダーのタイプ
現在、2 種類のプロバイダーがサポートされています。
- バスプロバイダー:イベント駆動型プロバイダーのプロバイダーの詳細を指定します。つまり、プッシュされたメッセージであるリスナー用です。このプロバイダータイプの例は <jms-provider> です。
- プロバイダーのスケジュール設定:スケジュール駆動型リスナー(つまり、メッセージをプルするリスナー)のプロバイダー設定。
<jms-provider>
などのバスプロバイダーには、複数の <bus>
定義を含めることができます。<provider>
には、その <property>
インスタンスに共通するプロバイダー固有のプロパティーに関連する <bus>
インスタンスを持つこともできます。<provider>
たとえば、JMS には connection-factory、jndi-context-factory などがあります。同様に、<bus>
の各インスタンスには、その <bus>
インスタンスに固有の <property>
インスタンスを付けることができます。たとえば、JMS には destination-type、destination-name などがあります。)
たとえば、JMS のプロバイダー設定は以下のようになります。
重要
Red Hat は、これらのタイプの特殊な拡張を使用して設定を作成することを推奨します(例:JMS の場合は <jms-provider> および <jms-bus>)。上記の設定で最も重要な部分は、<jms-bus> インスタンスで定義される busid 属性です。これは、<bus> 要素/タイプの必須属性です(<jms-bus> など、すべての特殊化を含む)。この属性は <listener> 設定内で使用され、リスナーがメッセージを受信する <bus> インスタンスを参照します。