3.3.3. lastusn
USN プラグインは、書き込み操作時に必ずすべてのエントリーにシーケンス番号を割り当てます。このエントリーに対して追加、変更、削除、および modrdn が実行されます。USN は、エントリーの
entryUSN 操作属性に割り当てられます。
USN プラグインには、local と global の 2 つのモードがあります。
ローカルモードでは、サーバーインスタンス用に保持される各データベースには、バックエンドデータベースごとに個別の USN カウンターを使用する USN プラグインの独自のインスタンスがあります。データベースのエントリーに割り当てられる最新の USN が
lastusn 属性に表示されます。USN プラグインをローカルモードに設定すると、lastUSN 属性は、USN と USN が割り当てられているデータベースの両方を表示します。
lastusn;database_name:USN
lastusn;database_name:USN
以下に例を示します。
lastusn;example1: 213 lastusn;example2: 207
lastusn;example1: 213
lastusn;example2: 207
グローバルモードでは、データベースが共有 USN カウンターを使用する場合、
lastUSN の値は、データベースによって割り当てられる最新の USN を表示します。
lastusn: 420
lastusn: 420
注記
この属性は内部サーバー操作をカウントしません。バックエンドデータベースにおける通常の書き込み操作のみ: USN 数の増分を追加、変更、削除、および modrdn します。
| 構文 | 整数 |
| 多値または単一値 | 複数値 |
| 定義される場所 | Directory Server |