4.4.3.2. nsslapd-cachememsize


このパフォーマンスチューニング関連の属性は、エントリーキャッシュで利用可能なメモリー容量のサイズ(バイト単位)を指定します。最も簡単な方法として、メモリー関連のキャッシュサイズを制限しています。キャッシュの自動サイズ変更をアクティベートするとこの属性が上書きされ、それらの値はサーバー起動の後の段階で独自の推測された値に置き換えられます。
数値ではない場合や、32 ビットの符号付き整数に対して大きすぎる値(32 ビットシステムの場合)を設定しようとすると、LDAP_UNWILLING_TO_PERFORM エラーメッセージが返され、問題を説明する追加のエラー情報が示されます。
この設定のパフォーマンスカウンターは、32 ビットシステムでも最高の 64 ビット整数になりますが、システムメモリーをアドレス指定する方法のため、設定自体は 32 ビットシステムでは最高の 32 ビット整数に制限されます。
注記
データベースキャッシュのサイズは手動で設定しないでください。Red Hat は、パフォーマンスの最適化にエントリーキャッシュサイズの自動調整機能を使用することを推奨します。詳細は、『Red Hat Directory Server パフォーマンスチューニングガイド』の該当するセクションを参照してください
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パラメーター 説明
エントリー DN cn=database_name,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config
有効な範囲 64ビットシステムでは 500 キロバイトから 2 64 -1
デフォルト値 209715200 (200 MiB)
構文 整数
nsslapd-cachememsize: 209715200
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