14.5. クライアントのインストール後に IdM の事前設定を削除する
Identity Management (IdM) クライアントをインストールした後、既存の LDAP および System Security Services Daemon (SSSD) の設定を削除します。インストールスクリプトによって変更されたファイルを手動で更新することで、設定の競合を解決し、ホストに IdM の設定だけを使用させることができます。
ipa-client-install スクリプトは、/etc/openldap/ldap.conf および /etc/sssd/sssd.conf ファイル内の既存の LDAP および SSSD 設定を保持します。
クライアントをインストールする前にこれらのファイルの設定を変更すると、スクリプトにより新しいクライアントの値が追加されますが、コメントアウトされます。以下に例を示します。
BASE dc=example,dc=com
URI ldap://ldap.example.com
#URI ldaps://server.example.com # modified by IPA
#BASE dc=ipa,dc=example,dc=com # modified by IPA
手順
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/etc/openldap/ldap.confと/etc/sssd/sssd.confを開いて、新しい IdM 設定値を適用します。 - 以前の設定を削除します。
- 新しい IdM 設定のコメントを解除します。
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システム全体の LDAP 設定に依存するサーバープロセスの中には、再起動しないと変更が適用されない場合があります。
openldapライブラリーを使用するアプリケーションでは通常、起動時に設定がインポートされます。