26.3. トポロジーサフィックス
IdM がレプリケートされるデータをドメインサフィックスと認証局サフィックスにどのように整理し、サーバー間の対象を絞ったレプリケーションを可能にして、さまざまな種類のディレクトリー情報の効率的なデータ同期を実現しているかを説明します。
トポロジーサフィックス には、レプリケートされるデータが格納されます。IdM は、domain と ca という 2 種類のトポロジーサフィックスをサポートしています。各サフィックスは、それぞれ別のサーバー、つまり別のレプリケーショントポロジーを表します。
レプリカ合意が設定されると、2 つの異なるサーバー上にある同じタイプの 2 つのトポロジーサフィックスが結合されます。
domainサフィックス: dc=example,dc=comdomainサフィックスには、ドメインに関連するすべてのデータが格納されます。2 つのレプリカの
domainサフィックス間でレプリカ合意が設定されると、ユーザー、グループ、およびポリシーなどのディレクトリーデータが共有されます。caサフィックス: o=ipacacaサフィックスには、Certificate System コンポーネントのデータが格納されます。これは認証局 (CA) がインストールされているサーバーにのみ存在します。2 つのレプリカの
caサフィックス間でレプリカ合意が設定されると、証明書データが共有されます。
図26.2 トポロジーサフィックス
新規レプリカのインストール時には、ipa-replica-install スクリプトが 2 つのサーバー間に初期トポロジーレプリカ合意をセットアップします。