7.2. クイックスタートのテンプレート
7.2.1. 概要
クイックスタートは、OpenShift Online で実行するアプリケーションの基本的なサンプルです。クイックスタートはさまざまな言語やフレームワークが含まれており、サービスのセット、ビルド設定およびデプロイメント設定などで構成される テンプレート で定義されています。このテンプレートは、必要なイメージやソースリポジトリーを参照して、アプリケーションをビルドし、デプロイします。
クイックスタートを確認するには、テンプレートからアプリケーションを作成します。管理者がこれらのテンプレートを OpenShift Online クラスターにすでにインストールしている可能性がありますが、その場合には、Web コンソールからこれを簡単に選択できます。テンプレートのアップロード、作成、変更に関する情報は、テンプレートのドキュメントを参照してください。
クイックスタートは、アプリケーションのソースコードを含むソースリポジトリーを参照します。クイックスタートをカスタマイズするには、リポジトリーをフォークし、テンプレートからアプリケーションを作成する時に、デフォルトのソースリポジトリー名をフォークしたリポジトリーに置き換えます。これにより、提供されたサンプルのソースではなく、独自のソースコードを使用してビルドが実行されます。ソースリポジトリーでコードを更新し、新しいビルドを起動して、デプロイされたアプリケーションで変更が反映されていることを確認できます。
7.2.2. Web フレームワーククイックスタートのテンプレート
以下のクイックスタートでは、指定のフレームワークおよび言語の基本アプリケーションを提供します。
CakePHP: PHP Web フレームワーク (MySQL データベースを含む)
Dancer: Perl Web フレームワーク (MySQL データベースを含む)
Django: Python Web フレームワーク (PostgreSQL データベースを含む)
NodeJS: NodeJS web アプリケーション (MongoDB データベースを含む)
Rails: Ruby Web フレームワーク (PostgreSQL データベースを含む)