1.5. Eclipse RPM ビルディング
Eclipse 用の Specfile Editor プラグインは、開発者が
.spec
ファイルを管理する際に役立つ機能を提供します。このプラグインを使うと、ユーザーは .spec
ファイルの編集の際に、オートコンプリート機能やハイライト、ファイルのハイパーリンク、折り曲げなどのいくつかの Eclipse GUI 機能を活用することができます。
また、Specfile Editor プラグインは
rpmlint
ツールを Eclipse インターフェースに統合します。rpmlint
はコマンドラインツールで、開発者が一般的な RPM パッケージエラーを検出する際に役立ちます。Eclipse インターフェースが提供する豊富な仮想化は、rpmlint
がレポートするミスを開発者が迅速に検出、表示、訂正する際に役立ちます。
Eclipse の ) を利用することで使用可能になり、ソース RPM (
.spec
file editor プラグインは、RPM プロジェクトからの RPM ファイルのビルドもサポートします。この機能は、エクスポートウィザード ( src.rpm
) かバイナリー RPM、もしくはその両方が必要かどうかを選択することが可能になります。
ビルド出力は Eclipse コンソールビューにあります。一定数のビルド失敗には、ハイパーリンクのサポートがあります。つまり、ビルド失敗の特定部分は Eclipse コンソールビューでハイパーリンクに変更され (Ctrl+
)、これがユーザーを問題を発生させている .spec
ファイルの実際の行に向けます。
また、ソース RPM ( にあります。これを使用すると、ソース RPM が既に作成されている場合、設定なしでユーザーは簡単に開始することができます。するとこのプロジェクトは、spec ファイルの編集と、ソース/バイナリー RPM へのビルド (エクスポート) の準備ができたことになります。
.src.rpm
) ファイルのインポートウィザードも重要です。これは、
詳細はヘルプコンテンツにある 『Specfile Editor User Guide』 の セクションを参照してください。