2.2. ファイルシステムの断片化
Red Hat Enterprise Linux 6.4 から、GFS2 でファイルの断片化管理を向上できるようになっています。Red Hat Enterprise Linux 6.4 では、同時書き込みによるファイルの断片化を低減しパフォーマンスの向上を図っています。
Red Hat Enterprise Linux では GFS2 向けのデフラグツールがありませんが、filefrag ツールでファイルを識別して一時ファイルにコピーし、この一時ファイルの名前を変更することでオリジナルファイルを置き換えるという手順を踏んで、個別ファイルをデフラグすることができます (この手順は、書き込みが順次行われている限り Red Hat Enterprise Linux 6.4 以前のバージョンでも可能です)。