4.5.3. クォータの精度維持
クォータが無効な状態で一定期間ファイルシステムを運用した後にクォータを有効にする場合は、
quotacheck
コマンドを実行してクォータファイルを作成し、確認と修復を行ってください。また、クォータファイルが正確でないと思われる場合にも quotacheck
を実行して確認することができます。システムのクラッシュ後にファイルシステムが正常にアンマントされていないと精度が失われる問題が発生することがあります。
quotacheck
コマンドの詳細は quotacheck
の man ページを参照してください。
注記
クォータの計算値はディスクのアクティビティ状態に影響される可能性があるため、
quotacheck
は全ノード上でファイルシステムが比較的アイドル状態になっている時に実行してください。