10.3.2. 更新パッケージ
Red Hat Enterprise Linux 6 で更新されているパッケージ、注目すべき変更点について説明しています。
更新パッケージ | 説明 |
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OProfile | OProfile は 0.9.5 に更新されています。 この新しいバージョンには、 Intel Atom および i7 のプロセッサ、 AMD Family 11h のプロセッサ、 AMD Family 10h の IBS (Instruction Based Sampling) 機能が含まれています。 |
quota、 edquota、 setquota | ユーザー名またはユーザー ID を引数として受け取るようになります。 引数が数字で表される場合はユーザー ID とみなされます。 これ以外は ID に自動的に変換されます。 ユーザー名が数字のみで構成されているような場合には問題となる可能性があるので注意してください。 quota パッケージが更新されています。 quota 、 edquota 、 setquota などのユーティリティでユーザー名を強制的に ID に変換していた -x 引数は削除されています。 この機能は --always-resolve オプションで提供されるようになります。 |
module-init-tools | /etc/modprobe.conf はデフォルトでは存在しません。 手作業で作成すればまだ使用可能です。 |
openscap | Red Hat Enterprise Linux 6.6 から openscap パッケージは SCAP 1.2 に準じてリベースされています。コンポーネント仕様に対して複数の変更が行われています。詳細は http://scap.nist.gov をご覧ください。 |