第7章 デスクトップ
Red Hat Enterprise Linux 6 では GUI コンソールが tty7 から tty1 に移動しています。
7.1. GDM の設定
GDM 設定がいくつか GConf 内で管理されるようになります。
GDM のデフォルト Greeter はシンプルな Greeter と呼ばれ、 GConf で設定します。 デフォルト値は gdm-simple-greeter.schemas ファイル内の GConf に保存されています。 この値を編集する場合は、
gconftool2
か gconf-editor
を使用します。 Greeter には以下のオプションがあります。
- /apps/gdm/simple-greeter/banner_message_enable
false (Boolean)
バナーのテキストメッセージが表示されるかどうかを制御します。 - /apps/gdm/simple-greeter/banner_message_text
NULL (string)
greeter ウィンドウで表示するバナーのテキストメッセージを指定します。 - /apps/gdm/simple-greeter/logo_icon_name
computer (string)
greeter ロゴに使用するテーマアイコン名を設定します。 - /apps/gdm/simple-greeter/disable_restart_buttons
false (Boolean)
ログインウィンドウに再起動ボタンを表示するかどうかを制御します。 - /apps/gdm/simple-greeter/wm_use_compiz
false (Booleans)
metacity ではなく compiz をウィンドウマネージャとして使用するかどうかを制御します。
GConf を使用するとプラグインも無効にすることができます。 例えば、 サウンドのプラグインを無効にしたい場合、 以下のキーを設定解除します:
/apps/gdm/simple-greeter/settings-manager-plugins/sound/active