8.3.2. slapd 設定を変換する
この例では、古い
slapd
設定から変換するファイルが /etc/openldap/slapd.conf
にあり、OpenLDAP 設定の新しいディレクトリーは /etc/openldap/slapd.d/
にあると仮定しています。
- 新しいディレクトリーの
/etc/openldap/slapd.d/
の内容を削除します。# rm -rf /etc/openldap/slapd.d/*
slaptest
を実行して設定ファイルの有効性をチェックし、新しい設定ディレクトリーを指定します。slaptest -f /etc/openldap/slapd.conf -F /etc/openldap/slapd.d
- 新しいディレクトリーでパーミッションを設定します。
chown -R ldap:ldap /etc/openldap/slapd.d
chmod -R 000 /etc/openldap/slapd.d
chmod -R u+rwX /etc/openldap/slapd.d
- サービスが新しい設定ディレクトリー内で機能していることを確認してから、古い設定ファイルを削除します。
rm -rf /etc/openldap/slapd.conf